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【VCの投資先】500Starupsの投資先をまとめてみた。

前回の記事で、 IT業界に就職をすれば、給与、社会的地位共に満足するものを手に入れられるのではないか、という話を書きました。

 

とはいえ、IT業界の中でも売上が上がっている企業とそうでない企業は存在しますし、

将来性のない市場で戦っている企業というものもあると思います。

 

そこでどんな企業は将来性があるのか、を探るためベンチャーキャピタルの投資先をまとめました。今回は、500starupsです。

 

投資先はどの会社もアプリやソフトウェアの開発などを行っていますが、サービス領域は様々です。まとめてみると、こんな感じでした。

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▼下記のリンクから全投資先をまとめたエクセルファイルダウンロードできます🙆‍♀️

500startupsの投資先一覧

 

サービス領域は19あり、最も投資が行われていたのは、「バックオフィス」系のサービスでした。代表的なものをあげるとSmartHRです。個人的には下記の投資先も気になりました。

 

Just in case

保険をシェアできるサービス。病気、事故のために保険に入りますが、病気になったり事故にあったりすることはほとんどない。そのわりには保険料、高すぎますよね?というユーザーの不を解決するのはこのサービス。友達が病気になったりしたらトラブルになることもあるんじゃないか、と思ったりもする🤔

souco

空いてる倉庫を簡単に借りれちゃうサービス。倉庫のシェアリングサービスって斬新🙆‍♀️

そもそも倉庫って何も荷物が入ってない時があるって知らなかったよ。。。

hokan

ネットで保険詔書を管理できるアプリ。物忘れ激しいから、保険詔書とか引っ越しの時とかに絶対無くしそうなのでこういうアプリあると助かる〜🙆‍♀️

 

他にも面白そうなスタートアップが色々あったのでぜひ下記のリンクのエクセルファイルをダウンロードして全投資先をのぞいてみてください〜

500startupsの投資先一覧

 

〜就職活動〜どの業界に就職したらいいの?

働くのって大変ですよね。せっかく働くのだから、お給料がたくさんもらえたり、役職に就きたい、と思いますよね。

しかしいまの社会では、産業によって金銭的な報酬には大きな差があります。

【全113業種】業種別モデル平均年収ランキング2017(1~50位) | マイナビ転職」によれば、上位の金融業(投資銀行、生命保険、証券取引)の平均年収は800万円前後であるのに対して、下位の小売業(スポーツ用品、アパレル、ホテルetc)の平均年収は400万円前後です。明らかに「どの産業に就職するか」で金銭的な報酬の限界が決まってしまうわけです

 

そこで「金銭的に努力が報われやすい産業は何か」に興味を持ちました。

金銭的な報酬は

稼いだ金額

になるはずです。しかしこの式が成り立つ人は自営業者の人だけです。

会社で働くサラリーマンは

みんなで稼いだ金額/社員数

になります。つまるところ、社員数が少なくても売上が大きな産業で就業すればいいのではないか、という結論です。

 

ではどのような産業が該当するのでしょうか。結論は人以外も働く産業です。例えば金融は人以外にもお金に働いてもらっているし、不動産であれば人以外にマンションや、オフィスビルなどに働いてもらっています。中でもITは不動産、金融と負けず劣らず、その傾向が強いです。GoogleAmazonFacebookはここ10年で世界トップクラスの売り上げを誇る企業に成長しました。

 

つまり、稼ぎたい人はIT業界に就職するといいよ!ということです。もちろん、IT業界内のどの会社でもいいという訳ではありませんが、ひとまずどの産業を選ぶべきか、という問いには、自信を持ってIT業界がいいよ!と言えます。

No.48「ユーザ中心ウェブサイト戦略」

「ユーザ中心ウェブサイト戦略」

 

  • 概要

ウェブサイト制作の過程をまとめた本。成果を出すためにやるべきことが事例を説明されていてとても分かり易かったです。特に以下の2点のところでなるほどと感じました。

 

  • ユーザはデザイン(ページのレイアウト)の良し悪しを判断できない

デザインの良し悪しは人が無意識で判断しており、ユーザインタビューなどで聞いても的確な答えは返ってこない、という話を聞いてなるほどと感じました。


上の2つの画像は2003年に行われた、本田技研の企業サイトの改修前と改修後の写真です。改修後、上位階層ページの一人当たりページビュー数が1.5倍に増加、車種一覧ページのページビューが30%〜50%増加したそうです。ユーザにリニューアル前のページのレイアウトを見せて、リニューアル後のようなページにしてください、という人がいたとは思えません。この2枚の写真からユーザインタビューするときに何を聞くのか、設計することの重要性を感じました。

 

「人生に物語はいらない」を読んで

最近、話題になっていたこの記事を読みました。

人生に物語は要らない

どうしようもない人の話なんですけど、なんか心を揺さぶられるものがあって。

というのも「自分が生きる意味」を考えてばっかりの自分とは対極にあるような気がするからだと思います。

 

人生に特に意味なんてない、

「飯食って、セックスして、排泄して、そして死んでいくだけ」

By ビートたけし

 

 

No.47「UIデザインの心理学」

 概要

人の認知の仕組みについての学問である、認知心理学を応用したウェブサイトのデザイン方法について書かれた本です。以下、3点はウェブサイトのデザインに役立ちそうな、認知心理学の理論です。

 フレーム

フレームは馴染みのものに対する自分の行動を規定するものです。例えば自宅の台所に立てばどこに炊飯器があるのかわかる、自宅のお風呂場では目を瞑ってもシャワーの温度を調節するノブの位置がわかる、といったことはフレームがうまく動作しているからです。

フレームは人が作業をする際の負担を減らしてくれますが、思い込みによるミスを誘発することもあります。例えば、「「次へ」と「戻る」の二つのボタンのうち、「次へ」と書かれたボタンを押してください」とお願いをして、「次へ」が右側に表示されたページを3枚連続で見せ、4枚目のみ「次へ」が左側のページを見せる実験をした場合、被験者の中には4枚目も右側に「次へ」があると思い込み、右側にある「戻る」ボタンを押す人がいるでしょう。この現象は「予期誘発盲」と呼びます。モジュールで作業ごとにフォントのスタイルや色、ボタンのレイアウトを整えることが重要なのは、「予期誘発盲」を予防するためなんだなと思いました。

 目標による知覚のふるい分け

知覚のバイアスは過去の出来事だけでなく、未来に予想される出来事によっても起こります。例えばパーティーに行って興味のない人と話しているときに隣の人の雑談がよく聞こえきたりするといった経験がある人がいるでしょう。これはカクテルパーティー効果といって、脳によって知覚が興味のある人を探すよう誘導されていて、知覚の情報がふるい分けされることによって起こります。

画面設計の重要性を感じるとユーザーがどのような状況でこのページを使うのか、を理解することも重要だなと感じました。

 明度ではなく色差を実感

人間は色の絶対的な違いよりも色差を強く感じます。

これは大昔に人間が野生で生活していた頃、チーターやライオンから逃げるのに役に立っていました。

 

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上の画像は人間が明度よりも色差に反応することを体験できる画像です。Aと書いてあるタイルとBと書いてあるタイル、どちらが明るいパネルでしょうか。

正解はどちらも同じあかるさです。「円柱の影になっている」せいでAとBのパネルが同じ色だと思い込んでしまったのです。背景色でエリアの切り替えを伝える際に使えるなと感じました。

 

 

No.45「ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」5つの段階で考えるユーザー中心デザイン」

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」5つの段階で考えるユーザー中心デザインを読みました。

 

概要

ユーザーエクスペリエンスについて論じた本。ウェブサイトの設計をUXの観点から5つの段階に分けて説明している。以下、この本で説明されているウェブサイト設計における5つの段階と段階毎でやらなければいけないことである。

戦略段階

この段階ではサイトの目的を定義し、どのような方法で目的を達成するかを決める。具体的にはサイトの目的(ビジネスゴール、ブランドアイデンティティ、KPI)ユーザーニーズ、チームの役割とプロセス、を決める。

要件段階

この段階では目的を達成するための方法をどのような機能で達成するかとその機能の実装方法を決める。これらは機能仕様書や要件定義書といった形の文書で保存される。

構造段階

この段階ではユーザーがウェブサイトをどのような順番で見るかと情報のカテゴリーを定義する。ウェブサイトをどのような順番で見るかを定義する上で、認知心理学に関する知識がユーザーエクスペリエンスを高める。具体的な成果物としてはウェブサイトのナビゲーション、コンテンツリストといったものである。

骨格段階

この段階ではユーザーが使いやすいように、カテゴリー毎の情報の提供順序を定義する。構造設計と同様、認知心理学に関する知識が骨格段階でもユーザーエクスペリエンスを高める。具体的な成果物としてはワイヤーフレームなどが想定される。

表層段階

この段階では骨格段階のものを具体的なウェブページにする。骨格段階、構造段階と同様、認知心理学に関する知識が表層段階でもユーザーエクスペリエンスを高める。具体的な成果物としてはデザインモックアップなどが想定される。

感想

業務中、上記の5つの段階を分けて考えられていない人が多いなーと感じます。Web制作に関わる人や企業のWeb担当者におすすめの本です!