3日坊主の英会話

僕もサボってても英語できるようになりたいです!一緒に効率のいいやり方学びましょう!

No.5「自分の小さな箱から脱出する方法」

自分の小さな箱から脱出する方法

 

 

最近、誰もが無能に感じていたりしませんか?

そんなあなたにはこの一冊が堪えるかもしれない。

自己欺瞞について書かれた本です

 

人は他人の求めることを知っているという仮定を前提とする

求めることに応えないことで自分への裏切りが生じるが、人間は裏切った自分の正当化のために他者を低く評価する。

これがつまり箱の中に入った状態である。そしてこの状態が恒常化すると、その人は常にあるパターンの自己正当化を行い続ける。

 

わかりにくいので一例を取り上げよう。私に生まれたばかりの子供がいたとする。夜中にその子供が泣き出した。私はあやそうと思ったが、やめた。なぜか。その理由はもしかしたら、明日の朝、早くから仕事があるからかもしれないし、単にめんどくさかったからかもしれない。いつも朝の7時に家を出て、夜の10時に帰ってくる生活はきびしいだろう。このように感じていたとしたら、自分に原因があったかもしれないにもかかわらず、自己保身のために、他人に責任をなすりつけてしまったことも多いにあり得るのではないか?

隣の妻が自分の役目である家事をサボっているだけだ。みたいに。

 

ここに自分への裏切りがある。いつも頑張っている私を守るためには妻に悪者になってもらう必要があったのだ。

こうして自分はいつも頑張っている夫だという箱が出来上がる。

 

もし、妻のやることなすことが否定的に見えてしまってきていたら、それは箱が固定されてきている兆候だ。

あなたに心当たりがあるなら是非この本をお勧めしたい。

 

No.4「京都嫌い」

受動的な理由ではあるものの、京都嫌いという本を読んだ。朝日新聞出版社の昨年、最も売れた本であるそうな。

洛外を京都とは認めない、洛中者の鼻を明かしてやりたい、そんな思いがこもっている。
筆者は嵯峨の人間である。太秦南朝といった自らの故郷の名所に誇りを持っているが、洛中からすれば、筆者の出身地域は「洛外であるから京都ではない」そう。

同じ京都市でありながら、京都を名乗れない悔しさ。この憂さ晴らしにあらゆる角度から京都文化の「あら探し」を試みる。坊主、銀座、映画、寺、天皇制。どの切り口も今までの読み物のジャンルと異なっていたためとても面白かった。ちょっとしたうんちくを語りたい人、京都の歴史を洛外から見てみたい人、歴史が好きな人には是非お勧め。

今度京都行ったら七条(ひちじょう)通りに行きたいなあ。

No.3「民族と経済から考える、アメリカ大統領選挙」

自由の国アメリカ。誰もが夢をつかむためのチャンスは均等に配分されているはず。

 
まあこんな前提成り立たせることって無理があるのかなと思うんですけどね。いくら予測を重ねたとしてもどこかで不平等が生まれてしまうのは仕方のないことかと思います。ただここ数日のニュースやコロンビア大学教授、スティグリッツ先生の本を読んで、あながち日本にもそういう傾向はあるのではないか、と思い始めたのでここでちょっと自分が読んだ記事を自分なりにまとめてアウトプットしてみようかなと思います。所々誤植などはあるかと思いますのでご指摘いただけると幸いです。

 

概要

なぜ中低所得者はトランプを支持するのか

1 経済的要因から考える

 
2 民族性から考える
 
3 トランプ自身のカリスマ

 

 

1 経済的要因考える

結論 アメリカがこれまで行ってきた金融緩和の政策は低中所得者層の可処分所得を上げるものではない。

理由 経営者である富裕層は儲けたお金を使ってさらなる投資を行っているから

 

金融緩和する時のロジックって、投資が増える→企業が使える金が増える→設備投資が増える→企業の生産力が向上して品質の良い製品が買えるようになる→市場の活性化および、企業の利益の増大→消費の喚起、可処分所得の増大って感じだったと思うんですよ。

しかし現状、IT業界以外は自社のプロダクトを開発しきってこれ以上の品質改善は難しいという状況になっている。そうなった時、必ずしも設備投資に金をつぎ込むのかっていうのが疑問その一。

 
加えて企業の利益が増えたところでそれが必ずしも従業員の給料のアップにつながるのかっていうのもなんとなく納得できないというのが二つ目。給料アップしてるってことはこの仮定でいくと、設備投資がうまくいっているはずだから儲けた金をさらに設備投資に費やす可能性もあるしね。金融緩和してるから、稼いだ金を投資に回したほうがいいっていう判断をしてる可能性もなくはないかなとか思うし。金持ちの中だけ金回りが良くなっているっていう仮説。
アメリカの低中所得者層の人たちの給料に変化がない理由はここら辺にあるのではないかと。

 

2 民族性から考える

 
結論 移民の国であるがゆえ、民族間の争いが起こっている
 
理由 抑圧されてきた声が我慢の限界になってきてるから。
 
移民は賃金が安い。そうなると企業は断然そっちを雇いたい。そうするとアメリカに元から住んでた白人アメリカ人の低中所得者層の人たちってどんどん、仕事減っていくと思いません?そうなると白人アメリカ人的には、「なんでよそ者のやつに仕事とられているんだろう」っていう気持ちになる。だけどこれはおおっぴらに発言できることじゃなかった。自由の国とかグローバル化とかダイバーシティとか誰もが平等な社会へという風潮が国際社会にあり、その流れの中、前回の大統領選でオバマが選ばれ女性政治家のクリントンなどが活躍してきた。
とはいえKKKなど黒人差別を行う組織も残ってはいるし、移民の象徴といえるオバマ大統領の評判は良くありません。理由としてはシリア内戦での優柔不断な判断、健康保険改革がうまくいっていないことなど政策の実行力に疑問符が付くからです。
 
このように移民に対しての不満というのは確実にあります。そのような中で今まで抑圧されてきた、「声をあげたくても発言できない人たち」の意見をトランプは代弁しています。。
 
3 トランプ自身のカリスマ
 
結論 トランプという権力の象徴が自分たちの味方をしてくれているから大丈夫という意識の醸成
理由 これまで成し遂げてきた実績(経済分野での)数々、およびスピーチのうまさ
 
1 トランプ自身の求心力の強さ
2009年11月、経済誌フォーブス誌が「アメリカのテレビ界で最も稼いでいる男性」のランキングを発表し、2008年6月から2009年6月までの収入が5,000万ドル(日本円で約45億円)で2位にランクイン。異名の不動産王からもわかるようにマンションやビルを多く所有する。有名どころでアメリカの成功者が住む、ニューヨーク五番街に立つ、トランプタワーが挙げられ、スティーブンスピルバーグやマイクタイソンといったセレブリティも入居しており、スポーツ選手や歌手、映画俳優などを始めアメリカンドリームの象徴が多く住んでいる。ここから連想される、圧倒的な権力者のイメージがこの行き詰まったアメリカを変えてくれるのではないかという期待感を抱かせているのではないかと思います。
 
以上、3点からトランプが支持されていると考えています。拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 

 

 

 

 

 
 

No.2「アフリカ苦悩する大陸ー」

 

はい。インプットのため投稿。

◯この本を読もうと思った背景

アフリカにはビジネスチャンスがあると思ったから。あと自分の価値観を押し付けているようで、大変偏狭な考え方ではあるが、もっと物質的に豊かな生活を送った方が幸せな生活だと感じたからだ。単純に考えてテレビで写り込んでる土地とか全然道路整備されてないし、着てる服も破れてたりするし、靴だって履いてない子も多いし、みんなやせ細ってたりする。では実際、その内情はどうなのか、なんでアフリカはいつまでも豊かにならないのかを疑問に思ってこの本を手に取りました。読むのにあたってはこのレビューを参考にしたのでよろしければ。

大学教師が新入生にすすめる100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 

先の問題意識に照らし合わせて、この本について5章まで読んだことをまとめるとアフリカが豊かにならない要因は2つ。ひとつは求心力があり、かつ資本主義的かつ、民主主義的な考え方を持つリーダーがいないこと。二つ目に民族間の権力闘争が未だに根強く残っていること。このことから実際にどのような事態が起こっているのか。

 

例えば南アフリカの事例で考えてみよう。南アフリカはアフリカの中では比較的豊かな国であるものの、アパルトヘイトが根強く残り、白人と黒人の間での所得格差、教育格差がしばしば問題とされてきた。そこで南アフリカ政府は積極的差別是正措置を行っていく。実際にこの措置の発動当時はある程度の効果が見られた。しかし企業に対して黒人の優遇を求めた結果白人への雇用条件が黒人に対して見劣りし、これに対して白人が不平等だとして裁判を起こしたともあった。加えて企業も優秀さだけを採用の基準にすることができず、企業の成長を阻害する要因にもなってしまっていた。結果、思うように経済が発展せず、南アフリカの成長は1950年には同レベルにあった日本のGDPの20パーセントに落ち込んでいる。民族に対して理解があり、企業が利潤を最大化するのに伴って国の発展があることを理解する大統領が国民を一つにまとめるkとができればこのような事態は改善できたのではないかと考える。

 

一方、民族間の権力闘争が未だに根強く残っている例としてはコンゴ共和国の例をあげたい。この国ではツチ族フツ族が仲良く暮らしていた。しかし、意図的に二つの民族を分け双方の対立精神を煽るような扇動をしていくといがみあいをはじめ、互いに争いをはじめツチ族は結局フツ族をコンゴから追いやった。これを意図的に作っていたのがベルギーの政府であり、このような情報操作が起こっていなければこのように仲違いすることはなかったかもしれない。

 

大きく分けると以上の二つに分けることができるように感じる。より深く読みケースに合わせてどのような事態が起こっているのかを詳しく分析するようにしたい。

 

【CNNを見ていたら】

 

 

ミニスーパーチューズデイは共和党は5州のうち3州でトランプが勝ちました。民主党クリントン氏も5州の内3州で勝利。

共和党はこの5州の内、オハイオ州フロリダ州で勝利した候補者が全ての大議員数を獲得することとなっていましたが、トランプ氏が勝利したのはこの内のフロリダ州。党代表の権利を得るために必要な大議席数の過半数、1237人に大きく近づくことになりました。

移民に対しての差別的な発言や他の候補者に対する攻撃的な物言いでも話題のトランプ氏。これに対して政治の関心が高いのは当たり前のような気もするんですが、昨日の夜、英語の勉強にもなるかなと思ってCNNを見ていたら、なんとトランプ氏が出演してました。笑

アメリカでは朝のはずなのに、がっつりしたトーク番組。司会者の質問に対していつものように激しめ(筆者の主観)の口調で持論を展開する様子に、日本の民放の美人なアナウンサーが台本を読む番組との違いを感じずにはいられませんでした。もちろん、日本の民放があのように番組を構成しているのは視聴者つまり私たちが求めているからだとは思うのですが、マスに届き世論を左右するメディアとして一方的に視聴側からだけの声を拾っていていいものなのかと考えます。日本の中にもこれだと思う問題意識を持って報道するメディアがあってもいいのになーと思う今日このころ。

 

 

No.1 「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい」

【読書感想文】
【小学生か】
【いいえ違います】
【集客に悩んでる人へ】

 

 

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい

 

著 田端信太郎 本田哲也

 

◯著者の経歴

本田哲也

世界最大規模のPR会社、フライシュマンヒラードからのスピンオフという形で生まれたブルーカレントジャパンの代表取締役社長を務める

彼についてはこちらを参照

http://gqjapan.jp/more/business/20150406/bluecurrent-tetsuya-honda

田端信太郎

LINE株式会社、上級執行役員

NTTデータからリクルートに入社し、フリーマガジン「R25」を立ち上げる。ライブドアに転職後はBLOGISも立ち上げ、VOGUEGOj JAPAN WIRED.jpなどのデジタルメディアの収益化にも貢献。

 

◯概要

人が動く時にはどのような要素が必要なのかを考察した一冊。

1000人、1万人、10万人から10億人までのメカニズムを事例を交えて研究している。1000人、1万人、10万人….でそれぞれ人を動かすことができた理由がまとまっており、とてもわかりやすい。

文中にもあった通り、この本は販売促進におけるメディアや広告の使い方を教えるハウツー本ではなく、「どのような要素で人が動くのか」を究明するためのものであり、メディアや言葉、広告といったものはそれらの要素を伝えるための手段でしかない。そう言った意味でこのような題名になっているのであって、メディアや広告、CMの役割はインターネットの出現によって考え直さなければならないことを訴えている。

 

MY POINT

 

旅イベントの運営をしており、集客担当者として、開催日が差し迫ったイベントの集客について悩んでいたが、もっと早くにこの本を読んでいればもっと効果的な広報活動ができたのではないかと感じた。

刺激的な題名にそぐわず、内容は論理的である。この本を読んでから、自分たちのコンテンツを伝えるために「一番良い方法は何なのか」ということを考える視点がなかったことに気づかされた。

1000人を動かすには、の部分にもあるように、まず、人を動かす時になくてはならないものは、「純粋な動機」である。それは例えば、誤発注してしまったプリンが大量に余ってしまうことをかわいそうだと思う、同情心で、このような純粋な気持ちが人を突き動かすのである。

自分のイベントについて言えば、旅で世界をもっと素敵に。というフレーズの通り、純粋さをいう面で言えば申し分ないものではないだろうかと考える。ただこれだけでは面白さが足りないし、「おせっかいだわ」の一言で論破されそうな勢いである。そこで一つのひねりを加えたい。このイベントの集客を行っていて、「宗教に入ったの?」と尋ねられることがよくあったのでそこを逆手に利用して、宗教団体です、というような切り口でネット上で「なんじゃこりゃwww」というような「祭り感」を出せれば、集客に関してもっと楽になったのではないか、と思う。(もちろん、副作用的に企業の評判を落とすという側面や、来年の開催時も同じやり方が通用するのか。といった問題はある。)

そのためにスタッフが運営するtwitterをしたり、もっとスタッフ自身のtwitterでの告知活動、インフルエンサーに頼む投稿内容の指定などできることはたくさんあったなー。

 

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