No.3「民族と経済から考える、アメリカ大統領選挙」
自由の国アメリカ。誰もが夢をつかむためのチャンスは均等に配分されているはず。
1 経済的要因考える
結論 アメリカがこれまで行ってきた金融緩和の政策は低中所得者層の可処分所得を上げるものではない。
理由 経営者である富裕層は儲けたお金を使ってさらなる投資を行っているから
金融緩和する時のロジックって、投資が増える→企業が使える金が増える→設備投資が増える→企業の生産力が向上して品質の良い製品が買えるようになる→市場の活性化および、企業の利益の増大→消費の喚起、可処分所得の増大って感じだったと思うんですよ。
しかし現状、IT業界以外は自社のプロダクトを開発しきってこれ以上の品質改善は難しいという状況になっている。そうなった時、必ずしも設備投資に金をつぎ込むのかっていうのが疑問その一。
2 民族性から考える
No.2「アフリカ苦悩する大陸ー」
はい。インプットのため投稿。
◯この本を読もうと思った背景
アフリカにはビジネスチャンスがあると思ったから。あと自分の価値観を押し付けているようで、大変偏狭な考え方ではあるが、もっと物質的に豊かな生活を送った方が幸せな生活だと感じたからだ。単純に考えてテレビで写り込んでる土地とか全然道路整備されてないし、着てる服も破れてたりするし、靴だって履いてない子も多いし、みんなやせ細ってたりする。では実際、その内情はどうなのか、なんでアフリカはいつまでも豊かにならないのかを疑問に思ってこの本を手に取りました。読むのにあたってはこのレビューを参考にしたのでよろしければ。
大学教師が新入生にすすめる100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
先の問題意識に照らし合わせて、この本について5章まで読んだことをまとめるとアフリカが豊かにならない要因は2つ。ひとつは求心力があり、かつ資本主義的かつ、民主主義的な考え方を持つリーダーがいないこと。二つ目に民族間の権力闘争が未だに根強く残っていること。このことから実際にどのような事態が起こっているのか。
例えば南アフリカの事例で考えてみよう。南アフリカはアフリカの中では比較的豊かな国であるものの、アパルトヘイトが根強く残り、白人と黒人の間での所得格差、教育格差がしばしば問題とされてきた。そこで南アフリカ政府は積極的差別是正措置を行っていく。実際にこの措置の発動当時はある程度の効果が見られた。しかし企業に対して黒人の優遇を求めた結果白人への雇用条件が黒人に対して見劣りし、これに対して白人が不平等だとして裁判を起こしたともあった。加えて企業も優秀さだけを採用の基準にすることができず、企業の成長を阻害する要因にもなってしまっていた。結果、思うように経済が発展せず、南アフリカの成長は1950年には同レベルにあった日本のGDPの20パーセントに落ち込んでいる。民族に対して理解があり、企業が利潤を最大化するのに伴って国の発展があることを理解する大統領が国民を一つにまとめるkとができればこのような事態は改善できたのではないかと考える。
一方、民族間の権力闘争が未だに根強く残っている例としてはコンゴ共和国の例をあげたい。この国ではツチ族をフツ族が仲良く暮らしていた。しかし、意図的に二つの民族を分け双方の対立精神を煽るような扇動をしていくといがみあいをはじめ、互いに争いをはじめツチ族は結局フツ族をコンゴから追いやった。これを意図的に作っていたのがベルギーの政府であり、このような情報操作が起こっていなければこのように仲違いすることはなかったかもしれない。
大きく分けると以上の二つに分けることができるように感じる。より深く読みケースに合わせてどのような事態が起こっているのかを詳しく分析するようにしたい。
【CNNを見ていたら】
ミニスーパーチューズデイは共和党は5州のうち3州でトランプが勝ちました。民主党のクリントン氏も5州の内3州で勝利。
共和党はこの5州の内、オハイオ州とフロリダ州で勝利した候補者が全ての大議員数を獲得することとなっていましたが、トランプ氏が勝利したのはこの内のフロリダ州。党代表の権利を得るために必要な大議席数の過半数、1237人に大きく近づくことになりました。
移民に対しての差別的な発言や他の候補者に対する攻撃的な物言いでも話題のトランプ氏。これに対して政治の関心が高いのは当たり前のような気もするんですが、昨日の夜、英語の勉強にもなるかなと思ってCNNを見ていたら、なんとトランプ氏が出演してました。笑
アメリカでは朝のはずなのに、がっつりしたトーク番組。司会者の質問に対していつものように激しめ(筆者の主観)の口調で持論を展開する様子に、日本の民放の美人なアナウンサーが台本を読む番組との違いを感じずにはいられませんでした。もちろん、日本の民放があのように番組を構成しているのは視聴者つまり私たちが求めているからだとは思うのですが、マスに届き世論を左右するメディアとして一方的に視聴側からだけの声を拾っていていいものなのかと考えます。日本の中にもこれだと思う問題意識を持って報道するメディアがあってもいいのになーと思う今日このころ。
No.1 「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい」
【読書感想文】
【小学生か】
【いいえ違います】
【集客に悩んでる人へ】
広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい
著 田端信太郎 本田哲也
◯著者の経歴
▼本田哲也
世界最大規模のPR会社、フライシュマンヒラードからのスピンオフという形で生まれたブルーカレントジャパンの代表取締役社長を務める
彼についてはこちらを参照
→http://gqjapan.jp/more/business/20150406/bluecurrent-tetsuya-honda
▼田端信太郎
LINE株式会社、上級執行役員
NTTデータからリクルートに入社し、フリーマガジン「R25」を立ち上げる。ライブドアに転職後はBLOGISも立ち上げ、VOGUE、GOj JAPAN WIRED.jpなどのデジタルメディアの収益化にも貢献。
◯概要
人が動く時にはどのような要素が必要なのかを考察した一冊。
1000人、1万人、10万人…から10億人までのメカニズムを事例を交えて研究している。1000人、1万人、10万人….でそれぞれ人を動かすことができた理由がまとまっており、とてもわかりやすい。
文中にもあった通り、この本は販売促進におけるメディアや広告の使い方を教えるハウツー本ではなく、「どのような要素で人が動くのか」を究明するためのものであり、メディアや言葉、広告といったものはそれらの要素を伝えるための手段でしかない。そう言った意味でこのような題名になっているのであって、メディアや広告、CMの役割はインターネットの出現によって考え直さなければならないことを訴えている。
◯MY POINT
旅イベントの運営をしており、集客担当者として、開催日が差し迫ったイベントの集客について悩んでいたが、もっと早くにこの本を読んでいればもっと効果的な広報活動ができたのではないかと感じた。
刺激的な題名にそぐわず、内容は論理的である。この本を読んでから、自分たちのコンテンツを伝えるために「一番良い方法は何なのか」ということを考える視点がなかったことに気づかされた。
1000人を動かすには、の部分にもあるように、まず、人を動かす時になくてはならないものは、「純粋な動機」である。それは例えば、誤発注してしまったプリンが大量に余ってしまうことをかわいそうだと思う、同情心で、このような純粋な気持ちが人を突き動かすのである。
自分のイベントについて言えば、旅で世界をもっと素敵に。というフレーズの通り、純粋さをいう面で言えば申し分ないものではないだろうかと考える。ただこれだけでは面白さが足りないし、「おせっかいだわ」の一言で論破されそうな勢いである。そこで一つのひねりを加えたい。このイベントの集客を行っていて、「宗教に入ったの?」と尋ねられることがよくあったのでそこを逆手に利用して、宗教団体です、というような切り口でネット上で「なんじゃこりゃwww」というような「祭り感」を出せれば、集客に関してもっと楽になったのではないか、と思う。(もちろん、副作用的に企業の評判を落とすという側面や、来年の開催時も同じやり方が通用するのか。といった問題はある。)
そのためにスタッフが運営するtwitterをしたり、もっとスタッフ自身のtwitterでの告知活動、インフルエンサーに頼む投稿内容の指定などできることはたくさんあったなー。