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No.45「ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」5つの段階で考えるユーザー中心デザイン」

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」5つの段階で考えるユーザー中心デザインを読みました。

 

概要

ユーザーエクスペリエンスについて論じた本。ウェブサイトの設計をUXの観点から5つの段階に分けて説明している。以下、この本で説明されているウェブサイト設計における5つの段階と段階毎でやらなければいけないことである。

戦略段階

この段階ではサイトの目的を定義し、どのような方法で目的を達成するかを決める。具体的にはサイトの目的(ビジネスゴール、ブランドアイデンティティ、KPI)ユーザーニーズ、チームの役割とプロセス、を決める。

要件段階

この段階では目的を達成するための方法をどのような機能で達成するかとその機能の実装方法を決める。これらは機能仕様書や要件定義書といった形の文書で保存される。

構造段階

この段階ではユーザーがウェブサイトをどのような順番で見るかと情報のカテゴリーを定義する。ウェブサイトをどのような順番で見るかを定義する上で、認知心理学に関する知識がユーザーエクスペリエンスを高める。具体的な成果物としてはウェブサイトのナビゲーション、コンテンツリストといったものである。

骨格段階

この段階ではユーザーが使いやすいように、カテゴリー毎の情報の提供順序を定義する。構造設計と同様、認知心理学に関する知識が骨格段階でもユーザーエクスペリエンスを高める。具体的な成果物としてはワイヤーフレームなどが想定される。

表層段階

この段階では骨格段階のものを具体的なウェブページにする。骨格段階、構造段階と同様、認知心理学に関する知識が表層段階でもユーザーエクスペリエンスを高める。具体的な成果物としてはデザインモックアップなどが想定される。

感想

業務中、上記の5つの段階を分けて考えられていない人が多いなーと感じます。Web制作に関わる人や企業のWeb担当者におすすめの本です!