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No books, No life

最近読んだ本のレビューをしています

No.3「民族と経済から考える、アメリカ大統領選挙」

自由の国アメリカ。誰もが夢をつかむためのチャンスは均等に配分されているはず。

 
まあこんな前提成り立たせることって無理があるのかなと思うんですけどね。いくら予測を重ねたとしてもどこかで不平等が生まれてしまうのは仕方のないことかと思います。ただここ数日のニュースやコロンビア大学教授、スティグリッツ先生の本を読んで、あながち日本にもそういう傾向はあるのではないか、と思い始めたのでここでちょっと自分が読んだ記事を自分なりにまとめてアウトプットしてみようかなと思います。所々誤植などはあるかと思いますのでご指摘いただけると幸いです。

 

概要

なぜ中低所得者はトランプを支持するのか

1 経済的要因から考える

 
2 民族性から考える
 
3 トランプ自身のカリスマ

 

 

1 経済的要因考える

結論 アメリカがこれまで行ってきた金融緩和の政策は低中所得者層の可処分所得を上げるものではない。

理由 経営者である富裕層は儲けたお金を使ってさらなる投資を行っているから

 

金融緩和する時のロジックって、投資が増える→企業が使える金が増える→設備投資が増える→企業の生産力が向上して品質の良い製品が買えるようになる→市場の活性化および、企業の利益の増大→消費の喚起、可処分所得の増大って感じだったと思うんですよ。

しかし現状、IT業界以外は自社のプロダクトを開発しきってこれ以上の品質改善は難しいという状況になっている。そうなった時、必ずしも設備投資に金をつぎ込むのかっていうのが疑問その一。

 
加えて企業の利益が増えたところでそれが必ずしも従業員の給料のアップにつながるのかっていうのもなんとなく納得できないというのが二つ目。給料アップしてるってことはこの仮定でいくと、設備投資がうまくいっているはずだから儲けた金をさらに設備投資に費やす可能性もあるしね。金融緩和してるから、稼いだ金を投資に回したほうがいいっていう判断をしてる可能性もなくはないかなとか思うし。金持ちの中だけ金回りが良くなっているっていう仮説。
アメリカの低中所得者層の人たちの給料に変化がない理由はここら辺にあるのではないかと。

 

2 民族性から考える

 
結論 移民の国であるがゆえ、民族間の争いが起こっている
 
理由 抑圧されてきた声が我慢の限界になってきてるから。
 
移民は賃金が安い。そうなると企業は断然そっちを雇いたい。そうするとアメリカに元から住んでた白人アメリカ人の低中所得者層の人たちってどんどん、仕事減っていくと思いません?そうなると白人アメリカ人的には、「なんでよそ者のやつに仕事とられているんだろう」っていう気持ちになる。だけどこれはおおっぴらに発言できることじゃなかった。自由の国とかグローバル化とかダイバーシティとか誰もが平等な社会へという風潮が国際社会にあり、その流れの中、前回の大統領選でオバマが選ばれ女性政治家のクリントンなどが活躍してきた。
とはいえKKKなど黒人差別を行う組織も残ってはいるし、移民の象徴といえるオバマ大統領の評判は良くありません。理由としてはシリア内戦での優柔不断な判断、健康保険改革がうまくいっていないことなど政策の実行力に疑問符が付くからです。
 
このように移民に対しての不満というのは確実にあります。そのような中で今まで抑圧されてきた、「声をあげたくても発言できない人たち」の意見をトランプは代弁しています。。
 
3 トランプ自身のカリスマ
 
結論 トランプという権力の象徴が自分たちの味方をしてくれているから大丈夫という意識の醸成
理由 これまで成し遂げてきた実績(経済分野での)数々、およびスピーチのうまさ
 
1 トランプ自身の求心力の強さ
2009年11月、経済誌フォーブス誌が「アメリカのテレビ界で最も稼いでいる男性」のランキングを発表し、2008年6月から2009年6月までの収入が5,000万ドル(日本円で約45億円)で2位にランクイン。異名の不動産王からもわかるようにマンションやビルを多く所有する。有名どころでアメリカの成功者が住む、ニューヨーク五番街に立つ、トランプタワーが挙げられ、スティーブンスピルバーグやマイクタイソンといったセレブリティも入居しており、スポーツ選手や歌手、映画俳優などを始めアメリカンドリームの象徴が多く住んでいる。ここから連想される、圧倒的な権力者のイメージがこの行き詰まったアメリカを変えてくれるのではないかという期待感を抱かせているのではないかと思います。
 
以上、3点からトランプが支持されていると考えています。拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。