3日坊主の英会話

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No.1 「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい」

【読書感想文】
【小学生か】
【いいえ違います】
【集客に悩んでる人へ】

 

 

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい

 

著 田端信太郎 本田哲也

 

◯著者の経歴

本田哲也

世界最大規模のPR会社、フライシュマンヒラードからのスピンオフという形で生まれたブルーカレントジャパンの代表取締役社長を務める

彼についてはこちらを参照

http://gqjapan.jp/more/business/20150406/bluecurrent-tetsuya-honda

田端信太郎

LINE株式会社、上級執行役員

NTTデータからリクルートに入社し、フリーマガジン「R25」を立ち上げる。ライブドアに転職後はBLOGISも立ち上げ、VOGUEGOj JAPAN WIRED.jpなどのデジタルメディアの収益化にも貢献。

 

◯概要

人が動く時にはどのような要素が必要なのかを考察した一冊。

1000人、1万人、10万人から10億人までのメカニズムを事例を交えて研究している。1000人、1万人、10万人….でそれぞれ人を動かすことができた理由がまとまっており、とてもわかりやすい。

文中にもあった通り、この本は販売促進におけるメディアや広告の使い方を教えるハウツー本ではなく、「どのような要素で人が動くのか」を究明するためのものであり、メディアや言葉、広告といったものはそれらの要素を伝えるための手段でしかない。そう言った意味でこのような題名になっているのであって、メディアや広告、CMの役割はインターネットの出現によって考え直さなければならないことを訴えている。

 

MY POINT

 

旅イベントの運営をしており、集客担当者として、開催日が差し迫ったイベントの集客について悩んでいたが、もっと早くにこの本を読んでいればもっと効果的な広報活動ができたのではないかと感じた。

刺激的な題名にそぐわず、内容は論理的である。この本を読んでから、自分たちのコンテンツを伝えるために「一番良い方法は何なのか」ということを考える視点がなかったことに気づかされた。

1000人を動かすには、の部分にもあるように、まず、人を動かす時になくてはならないものは、「純粋な動機」である。それは例えば、誤発注してしまったプリンが大量に余ってしまうことをかわいそうだと思う、同情心で、このような純粋な気持ちが人を突き動かすのである。

自分のイベントについて言えば、旅で世界をもっと素敵に。というフレーズの通り、純粋さをいう面で言えば申し分ないものではないだろうかと考える。ただこれだけでは面白さが足りないし、「おせっかいだわ」の一言で論破されそうな勢いである。そこで一つのひねりを加えたい。このイベントの集客を行っていて、「宗教に入ったの?」と尋ねられることがよくあったのでそこを逆手に利用して、宗教団体です、というような切り口でネット上で「なんじゃこりゃwww」というような「祭り感」を出せれば、集客に関してもっと楽になったのではないか、と思う。(もちろん、副作用的に企業の評判を落とすという側面や、来年の開催時も同じやり方が通用するのか。といった問題はある。)

そのためにスタッフが運営するtwitterをしたり、もっとスタッフ自身のtwitterでの告知活動、インフルエンサーに頼む投稿内容の指定などできることはたくさんあったなー。

 

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